効果的な脳トレーニングの為に フックアップの良し悪し 波で確認

効果的なトレーニングに必要な基礎知識を獲得しましょう。

これらを知らないと効果的なトレーニングは望めません。

ニューロフィードバックは脳波を使った脳トレーニングです。

だから脳波が正しく測定されないとトレーニングができません。

そのため一番大切なことのひとつはフックアップです。

フックアップというのはエレクトロードを頭皮に付けることを言います。

エレクトロードというのは脳波測定に使うリード線に小さな金属の端子が付いたものです。

最初にすることは位置決めです。

正しい位置につけなければ正しいトレーニングにはなりません。

ニューロフィードバック特定の脳の部位に対するトレーニングです。

だからどこをトレーニングするかというのはとても大事なことです。

正しい位置決めの方法は別の機会に説明しますがこれは国際脳波学会で決まっている10-20システムというものに準拠します。

正しい位置が決まったら次にはエレクトロードを頭皮に貼り付けます。

まず貼り付ける部位の頭皮の準備をしなければなりません。

その準備というのは頭皮を綺麗にすることです。

脳波は電気です。その通電を邪魔するものが二つあります 。

それは皮脂と角質です。

皮脂は頭皮上の油です。角質は皮膚の垢のことです。

それをアルコールをつけたガーゼで拭き取ります。

皮脂はアルコールで溶けます。角質はガーゼで擦り落とします。

そしてその準備ができた場所にエレクトロードをつけて行くのですがその時使うのが コンダクティブペーストと呼ばれる通電する糊のようなものです。

そのペーストの量が少ないとうまくつかないことが多いので気を付けてください。多すぎて困るという事がありませんので常に多めに使うように心がけましょう。

ペーストは消耗品なのでだんだん無くなっていきます。するとうまくつかないことがあるので常にスペアを用意しておくといいですね。

位置が決まり頭皮の準備ができ十分なペーストを使ってフックアップが完了するとそれが正しくできているかどうかを脳波で確認します。

測定を開始し波の形を見ていきます。

これがトレーニング時の脳波を確認する画面です。

この画面を見てください。

これはリモート・トレーニングをしている際のあるクライアントの画面です。

これにはいくつかの問題があります。それが分かるといいのですが?

よく見てください。分かりますか?

これは波の形が良くない。毛羽だった太い線のように見えます。

そして時折徐波を示す緑の線が真ん中あたりからグラフの上端に達しています。その時よく見ると赤い線青い線もつられて上に上昇しています。

これは脳波である可能性が低くノイズと思われます。除去しなければならないものです。ノイズの混入はトレーニングを邪魔します。

おそらくノイズの原因はフックアップが正しく行われていないのでしょう。

こちらが正しくフックアップができた動画です。脳波の波の形が見ることができます。線が識別できます。前の動画との違いもよく覚えてください 。

この動画も一番下のスペクトラムアナライザと呼ばれるグラフの左側の緑の部分、徐波の部分が上下によく動いているのが見られます。これも脳波とは考えにくくおそらくこれはまばたきによるノイズでしょう。

前頭でのトレーニングは開眼で行うと必ずのようにこの瞬きによるノイズに悩まされます。しかしそれほど神経質になる必要はありません。というのは全体的に良い方向に脳波が変化してゆけば、多少のノイズはトレーニングの効果に影響を与えません。

さらにこの動画を見ていると、だんだんと上から2番目のトレンドグラフの緑の線徐波を表す線が下降しているのが見て取れます。トレンドグラフは脳波の振幅の変化を時間の経過と共に追いかけているものです。つまりこのトレーニングは徐波が減少していくのが見え良いものでした。

このように思った方向に脳波が動いて行くのがトレンドグラフで見ることができるとトレーニングの効果がしっかりと出ているような感じがして嬉しいです。

ただこのような変化がなくてもトレーニングの効果は大きく出たりもすることもあるのでがっかりする必要はありません。 

それは恐らく脳内での変化がまだ脳波に現れる段階まで来ていないのかもしれません。

ニューロフィードバックは筋トレとよく似ています。まだ筋肉が付いていない状況か、筋肉痛が起こっている状況なのかもしれません。

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