ニューロフィードバックは昏睡者にも使える 昏睡患者 意識回復

ニューロフィードバックのカリスマ的存在、

スーパースターのマーガレットが昏睡患者を回復させる動画を見ました。

エレクトロードを頭に付けベッドに寝ている意識のない若い男性に

マーガレットが声をかけます。

繰り返し声を掛けます。

すこし内容を変え、繰り返します。

すると驚いたことに意識のない男性がマーガレットの手を握りました。

それを見た周りの人が大騒ぎを始めました。

ただそれだけの動画です。

マーガレットはその生涯に何人もの昏睡患者を回復させた実績があり、その患者の中には有名人が含まれていたと聞きました。

彼女はバリー・スターマンのもとで働いていました。スターマンの指示によるいろいろなトレーニングを実際に行ったのは彼女だったのです。

そして最初に米、ロスアンゼルスでニューロフィードバックのクニックを開業しました。彼女の元には全米から話を聞きつけた人が集まったそうです。

私も彼女のトレーニングを受けた貴重な経験があります。

ニューロフィードバックの学会で、彼女の権威に疑問を抱く人達も、もし万が一自分が昏睡状態になったら、彼女を訪ねるように家族に伝えておくのだと言っているのを聞きました。

動画の中の彼女の声掛けはこんな感じでした。

「私の声が聞こえますか? 聞こえたら手を握ってください。」

「もう一度サーフィンをしたくないですか?」

「もう一度運動しませんか?」

しばらく間があり、時々ブザーの音が聞こえます。

「そう、いいわよ。ブザーを鳴らして。」

だんだんブザー音が増えてゆきます。

そして最後にはマーガレットの手を握るようになりました。

簡単なブザーをリワード、褒美にした単純な機械を使用しています。

ブザーはあまり努力をしないでも簡単に鳴るよう設定したあったのでしょう。

脳波は常に変動します。望む周波数が上がり、望まない周波数が下がったときにブザー音で知らせるだけです。

恐らく徐波が下がるのをブザー音で知らせ、行動の強化により、その状態を強化していったのでしょう。

しかし不思議なことに彼女以外の人が同じことを試みても成功例がありません。

ニューロフィードバックの詳細はこちらです。

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