人はネガティブにできています。
それは欠点ではないし、あなたのせいじゃありません。
人はいつも、恐れや、不安、常に次に起こる悪いことに対処しようと身構えています。虹とトラを同時に見れば、トラに意識が行き、それに対処します。それが生存に欠かせない性質だから人はネガティブに生まれついているのです。
そして人だけでなく、ウサギも、ネズミも、猫も、生物はみんな根暗なのです。
でも安心してください。最近の研究で非常に簡単な方法でその特質を改善できることが分かりました。
暗さに個人差もあり、そうでない人、明るい人もいます。本来そういう人は昔は生き残るのに苦労したかもしれませんが、現代ではその方が幸せそうです。
脳にはデフォルト・モードという何もしてない状態があります。
心にもそれがあってプラスでもマイナスでもない時に、明るい人、暗い人がいます。
私はこれまでに数人明るく、ポジティブな人に会い大変羨ましく思っていました。
しかし最近の研究でそうなれる方法が分かりました。
簡単な方法で私も明るくなれるようです。
何度も、何時も言いますが、どんなに素晴らしいこともやらなければ何の価値もありません。一緒にやってみませんか？
その方法は簡単です。一日の終わりに今日の出来事で「良かったこと」を３つ再確認するのです。こんな良いことがあったと思い出すだけです。
「悪いこと」は記憶に残りやすいのに「いいこと」はすぐに忘れます。それを再確認するだけのことです。普通悪いことと同じくらい良いことが起こります。
これを半年続けた被験者のうつスケールが下がり、幸福度が上がったのです。
うつ病の脳波のパターンは２つあります。
1つは前頭のアルファ波のアシンメトリーです。もう1つは前後（前頭と後頭）のアシンメトリーです。
それに直接働きかけるニューロフィードバックはうつ病に大きな変化をもたらす確率が高いです。うつ病の方は40回程のトレーニングが必要です。
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