ニューロフィードバックトレーニングこぼれ話 多動は脳のコーピング行動

脳は体の消費エネルギーの20%を必要とします。大変燃費の悪い大きなエンジンが小さな体の上にあるのです。生存のためにはいかに効率良く機能するかが大切です。エネルギーの効率化が最大の問題なのです。

脳には癖のようなものがあり、一度それが有効に働くと、その癖に固執します。決して手放そうとはしません。

例えば泣くことでお菓子を得た子は、お菓子を得る為に泣き、泣いてもお菓子をもらえなくなってもなかなか泣くことを止めません。

現実が耐えられない程ひどい時、それから逃れる為にアルファ波を増やし、現実にベールをかけます。そのひどい状態が変化し良くなっても一度増やしたアルファ波はそのまま癖になり残ります。それを脳のコーピングメカニズムと呼びます。

長年マリファナ喫煙をした人の脳波は正にこのアルファ波が前頭で見られます。

この脳のコーピングメカニズムの例の最も有名なものは多動の子供の徐波です。多動の子供に徐波が多く、それに対処するために脳は速波を増やします。

つまり多動は徐波が多く、覚醒レベルの低い子が、それに対処するための脳の対抗策なのです。動き回ることで覚醒レベルを生活に必要な最低レベルにまで引き上げるのです。

だから多動の子供に興奮剤であるリタリンやコンサータを服薬させることで症状の緩和が起こるのです。

興奮している子に興奮剤を与えるという、なんとも奇妙な方法で良い結果が出ています。

だから覚醒レベルを上げないで、多動を抑えることは良くありません。

多動は脳の対応策であることを認識し、出来る限り許容し、対応していきましょう。

薬で覚醒レベルを上げることも勿論可能ですが、長期の服用に副作用や、医療費の負担を考えるとニューロフィードバック・トレーニングがベターオプションかも知れません。

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